Q&A


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1.どれくらいの期間取引していれば、過払い金が発生しますか?


A. 消費者金融、クレジット会社から利息制限法以上の金利で借入をして、完済していれば、過払い金は確実に発生しています。ただし、取引期間の長さや借入金額によりいくらくらいの過払い金があるかは変わってきます。まだ債務が残っている場合、取引期間が6年程度で過払い金が発生している可能性があります。ただ、借入の額が増えてきている場合は、6年経っても過払い金が発生しないことが多いので、取引の明細から詳しく調べないと確実なことは言えません。利息制限法以上の利息を支払っていないと、取引期間が何年あっても過払い金は発生しません。


2.完済した借り入れについても過払い請求をできますか?


A. 既に返済が終わっている業者に過払い請求することも10年の時効が成立していなければ可能です。また、近時は10年以上経っていても、不法行為に基づく損害賠償請求を認められたケースもあります。


3.契約書などがありませんが、過払い請求は出来ますか?


A. 2005年7月の最高裁判例で、貸金業者には取引履歴の開示義務が認められました。したがって、契約書がなくとも、大手の業者の場合は、取引履歴が開示されます。ただ、途中で借り換えがあった場合は、別契約を主張されたり、時効成立が主張されて、取引履歴が開示されない場合もあります。中小の業者では、様々な主張がされて、取引履歴が開示されないケースもあります。
履歴が開示されなくとも、借入されている方の記憶を頼りに訴訟を起こし、主張が認められるケースもありますので、あきらめずに司法書士・弁護士にご相談ください。


4.一部の業者に対してだけ、過払い請求をできますか?


A. できます。任意整理は、あくまで任意の契約交渉ですので、全てを同時に行う必要はありません。したがって、過払い金の発生が見込まれる債務についてだけ、過払い金返還請求を行うことが可能です。
もっとも、多重債務の問題解決として、全てを同時に任意整理手続に乗せるべき場合もありますので、自分で結論を決めてしまわず、専門家に相談してみることをお勧めします


5.過払い請求をすると、ブラックリストに載りますか?


A. 完済していれば載りません。債務が残っている場合は、債務整理を行ったものとして、いわゆるブラックリストに載ることになります。ただ、引き直し計算をして、債務の消滅が確認できると、登録を削除する金融機関もあるようです。登録が削除されない場合、掲載期間(5年~10年)は、新規の借り入れが難しくなります。


6.自分で過払い請求はできますか?


A. 法律上、自分でできないことはありません。しかし、実際は相手の業者が本人とは交渉してくれなかったり、相手の言いなりになって不利な条件で和解することになる場合が多いようです。
したがって、法的な応対の仕方を知っている法律の専門家に依頼した方が結局得になるケースが多いと言えます。


7.必要書類には、どんなものがありますか?


A. 自己破産や個人再生のように裁判所に提出する書類はありません。
依頼する司法書士、弁護士により、必要とする書類は違います。

一般的には、本人確認書類(運転免許証等)やクレジットカード類等が必要です。


裁判で争う場合は、証拠として契約書や請求書があった方が有利です。しかし、争点がない裁判も多く、その場合契約書も請求書も必要ありません。


 

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